経営者としての自分に周囲は思っていることを言いにくいからこそ、コーチが必要


コーチは道を極めるための鏡のような存在

−コーチングはどのような人におすすめでしょうか。
経営者はアスリートやミュージシャンに近いところがあると思います。いつ何どきタイミングが来てもそのときのベストを尽くさないといけない。天才的な人が楽天的に構えて成功するのであればそれでいいのですが、基本、凡人はストイックなほうが成功しやすいと思います。だから経営者には道を極めるということがある意味必要だと思う。でも、自分にもおごらないようにとか謙虚な気持ちがあるのですが、それでも上手くいっているときに周りに焚き付けられて勘違いをしてしまうこともあるかもしれない。自分に対して正面から間違っているよと言ってくれる人は10人に1人いるかいないかです。本当は思っていることでも周りは言いにくくなっていく。だから自分が何かまずいなと思ったときにそれを直すのは自分しかいない。そういうときにコーチは、ある意味しゃべってくれる鏡みたいなものだと思います。今あなたはどう見えていると思いますかと聞かれるとそこで自分を客観視してこう見えているかもしれないと気づくことができる。自分のありたい姿はこうなんですというときに、現実との間にあるギャップに気づくこともできます。

−Skypeを使ったオンライン・セッションはいかがですか?
夜に家でセッションをすることができたのである程度リラックスして話ができたと思います。昼間は仕事で気が張ってしまっているので、仮に時間があったとしても上手くいかなかったかもしれません。家に帰ってからもしばらくは会社や仕事のことが頭にあるけれど、20時や21時になるとだんだん自分も平常心というか、ちょっと落ち着いて考えてみようというふうになります。

−今後、オンライン・コーチングをどのように活用していきたいですか?
これまでの6回のセッションで自分の持っている課題について話しをしてきましたが、自分自身のことを全然話していないと気づきました。もっと自分のことを話していくと、自分のことが分かるんじゃないかなと思っています。自分の弱さと向き合わないといつも逃げてしまいそうになる。だから自分の強さと弱さを確認したいと思っています。会社や業界など自分の仕事については誰よりも考え抜いていて、半歩先や一歩先を見ている自負はあるんです。だから絶対に不正解は踏まないぞと思いながら毎日を生きている。そう思っているけれど不正解を踏むときもある。そういう壁にぶち当たったときこそコーチングを活用したいとも思います。

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T.F
高齢者介護会社
取締役