【コーチング導入事例】複十字病院 人材育成プロジェクト参加者の視点②

トレーニングを通じて多職種がとても近い存在になった

房野:他職種とは接点がなかったので会話をする機会もなかったのですが、共有できる情報、課題ができたので、院内で顔を合わせたときに「宿題!」と言いあったりしました(笑)。トレーニングメンバーの1人に会ったら、いつもは挨拶しかしなかった程度だったのに会話になって、「距離が縮まったかも」と思いました。しかも相手の方から声をかけてもらったので、「やった!よし!」と思いましたね(笑)。
下田:多職種、多部署でやるのはとってもよかったです。本当に。
樋口:これまでなかったし、こんなにいいことかと。垣根・距離が縮まりました。
下田:これまで接点がなかったですものね。
中所:「こんにちは」だけでは終わらないですよね(笑)。例えば事務局の荒井さんに会った時、「最近どう?」と聞くと相談を持ち掛けられて、「これ僕から言いにくいんですよ。中所さん聞いておいてくれませんか」なんて言われて。「また私かい!」と思うけど(笑)、事務から医師に強く言えないこともあるだろうし、私というワンクッションを挟むことでお互いの仕事がしやすくなればいいかなと思って。
樋口:そのくらい近くに考えられるようになりました。これまでは考えられなかったです。
下田:半年だったから良かったのかもしれないですね。
房野:半年あったから同じ目標があって話もできたのかなと。看護師さんとは月に1回会うか会わないかだったので、トレーニングで会うと仕事の話もついでにできました。
でも最近、事務局の荒井さんや他の参加者と話していて、「ハッ!」とすることがあるんです。トレーニングで習ったことをまだ自然にはできていないので、相手から「頑張ってるな」と見られているのかなと思って、凄く恥ずかしくなって「聞かないで!」と思ってしまいます(笑)。頑張っている私、変わっていく私を見られているのが恥ずかしいんですよね。