myPeconコーチインタビューVol.020 ワイツナー ゆかりコーチ

私がコーチとして大事にしていることは3つあります。

1つ目はフラットな状態で客観視することです。ユーザーと同じ視点、同じ立ち位置から物事を見るのではなく、一歩引いて少し離れたところから俯瞰的に捉えるようにしています。

 

2つ目はストレートなフィードバックです。これは、ビジネスパーソンとしてもグローバルな環境に身を置きつづけたからこそ培ったものです。フィードバックすることで、ユーザーがフォーカスすべき本質的な課題を見つけていきます。

 

3つ目は「コト」と「ヒト」を扱うバランスです。私のセッションでは、まずはユーザーの頭の中にあるものをすべて出してもらい、そこからカテゴライズして収束させていくことが多いのですが、これではセッションの方向性が課題や問題などの「コト」に寄ってしまい、ユーザーの本質が見えてきません。そこで「ヒト」にもフォーカスし、ユーザーが本当はどうしたいのか、それによりどうなりたいのかという問いを投げ、HOWのみではなくWHYやWHATも考えていただきます。「コト」と「ヒト」の両面をバランスよく扱うことで、「今フォーカスすべきことがクリアになりました」「本質的な課題が見えました」とのお言葉をいただくことが多いです。

 

私が担当させていただいているユーザーは、思考を整理したい方や、グローバルやダイバーシティに関する課題をお持ちの方が多い傾向にあります。

仕事が忙しいため、どうしても今直面している課題に意識が集中してしまうケースが多くあります。そのような時、一歩引いて俯瞰的な視点を共有したり、ストレートなフィードバックを行ってご自身の状態を認識いただいたり、ご自身がどうしたいのかも言語化していただくことで、「今」だけに囚われず、中長期的な視点や目標を見据えながら前に進んでいくためのロードマップを描くことができています。

 

これからの時代は、これまでのやり方や慣習を一度取り払い、自分の力で新しいものをつくりあげることが求められていくと思います。ユーザーやチーム、会社にとっての最善を一緒に考え、最適なアクションプランを提供し続けられるコーチで在りたいです。

 

ワイツナー ゆかり
TCA認定コーチ
Points of You®認定エバンジェリスト
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