これまで15年以上に亘り、1,000名以上の方にコーチングやコンサルティングを提供してきました。多岐に亘る業界の20代~70代まで、あらゆる年代の方をサポートさせて頂いた経験から、ユーザーの状況やニーズを早期に察知できるようになりました。私は、コーチとしての「型」や専門分野を超えて、その時々のユーザーに合った関わりやサポートをさせて頂くことを重視しています。
気づきや行動を促進し持続させるため、セッションの合間でテキストベースのやり取りをさせて頂くこともあれば、部下とのコミュニケーションが課題となっている方にはコーチングだけでなくコミュニケーションのトレーニングをセッションの中でご提供していることもあります。一つとして同じセッションはなく、その方・その時に合わせたセッションを提供させて頂いていることが、コーチとしてお選び頂けている理由かなと思っています。
私はコーチとして、ユーザーが既に持っている「良さ」を最大限に高めたいと考えています。自分の「良さ」を認識して戦略的に活かせるようになると自己基盤が整いやすくなり、仕事でパフォーマンスを発揮しやすくなるのです。
私が担当させて頂いているユーザーの多くは、ご自分の課題や欠点に目が向きやすく、本来の持ち味とは違うところに目標を設定される傾向があります。セッションを通してご自身の「良さ」、持ち味をフィードバックして認識頂くことで、ご自身の課題や欠点ばかりに目が行っていた時に比べて軸がぶれにくくなり、ご自身のコンディショニングやコントロールがしやすくなって、パフォーマンスを発揮しやすくなる方が多い印象を持っています。
無理に「自分を変えなければいけない」と思うよりも、自分の性格をどう活かすか考えるようになることで、結果的に理想に到達しやすくなるのではないでしょうか。例えばあるユーザーは、自分とは正反対のリーダーシップを目指しつつも、失敗を恐れて行動を起こすのを躊躇されていました。セッションの過程でユーザー本来の良さや強みをフィードバックさせて頂いた上で持ち味をどう活かすか考えることを提案し、一緒に自分らしいリーダーシップを考えていきました。自分らしいリーダーシップを発揮するようになられてからは、思考が前向きになって表情も明るくなり、行動に移すのが楽しくなったそうです。
また、これまでは次のセッションで扱いたいことや日々の悩みを予め事前共有頂き、セッションでそれらのテーマを扱うようにしていたのですが、ある時を境に悩みをご自分で解決され始めるようになったのはとても嬉しい体験でした。
ユーザーからは、「親身になってくれる」、「この話を誰かに話したのは初めて」、「鎧が外れた感じ」、といった言葉を頂くことが多いです。私自身も過去に失敗も含めた様々な経験をしてきたので、そういった経験談も交えてお話することが、コーチ対ユーザーという関係性を超えて、ヒト対ヒトという深い繋がりを生んでいるのではないかと感じています。
これからもその時その時のユーザーの状況や状態を察知して、最適な関わりができるコーチとしてあり続けたいと思います。
今 明日美
GCS認定プロフェッショナルコーチ
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