人生は一度だけ。だから働いている時間を楽しいと言えるような社会に【上林周平さんインタビュー】

もっと自分の可能性を信じて起業する人が増える世の中になるように

――経営者として一番大事にしていることは何ですか?

いかに社員が、輝かしく働ける環境を作れるかということを一番大事にしたいと思っています。そのために、先手を打って、サービス開発を行ったり、アライアンスをしたり、組織施策を打ったりして、十分に力が発揮できる環境を常に作り続けることができるか。

また、組織というのは光と陰があって、誰かがすごく良くなったら誰かが反応する。全部が完璧に良くなるというのはありえないという体験を過去にすごくしたから、会社全体が上にいくことも大事だけど、下にいくことをどれだけ減らせるかというのもすごく大事だと思っています。

そのために日々に丁寧に感謝をするようにしています。色々なことにありがたいなと思うことが大事だし、そういう自分じゃないと組織のバランスが崩れるんじゃないかなと。「心を整えている」というやつです。代表である自分の心が乱れていたり、ちょっと野心が入ったりした瞬間にダメになって足元をすくわれる人をたくさん見てきました。なので今は丁寧に感謝することを大事にしています。

うちの社員は年齢問わず一人一人がすごいポテンシャルを持っているので、自分よりも優れているところを認識して、それを前提に接することもすごく大事にしています。

――今後の世の中や社会に対してどのような未来像を見ていますか?

もっともっと本質的にどの年代の人もイキイキ働ける社会であればいいなと思っています。研修で「自分の部下は持っているポテンシャルの何%を今発揮していますか」という問いをすると、多くの場合70%や80%という答えが返って来ます。中には20%という人もいます。やっぱり働くんだったら持っている力を100%出して手応えを感じる人がもっと増える社会にしたいなと思っているので、そのような支援を各社にできる会社でありたい。
それが今は研修という形だけど、色々なソリューションを使ってやりたいし、もう少し極端なことを言うと、もっともっと自分で可能性を信じて起業する人が増えたらいいんじゃないかなと思っています。弊社に関わった人から100人くらい経営者ができるようにしていきたいですね。学生で一回起業してから普通の企業に就職するというキャリアもあっていいと思っているので、そういう世の中になっていくために色々な形で支援できたらいいなと思っています。

上林周平 Shuhei Kambayashi
大学卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。その後、2002年、株式会社シェイクに入社し、企業研修事業の立ち上げを実施。2015年に代表取締役就任。
その後、2017年9月、これからの働き方をリードすることを目的に、生産性向上やイノベーションなどを支援する株式会社NEWONEを設立。
米国CCE.Inc.認定 キャリアカウンセラー