プロフェッショナルのパフォーマンス・コンディショニング術 【後編】小池彩夏さん

−自分では気づいていなかったということもあったりする?

いっぱいありますね。ちゃんと自分では練習していくんだけど、どうしても弾けない小節があったとき、先生のアドバイスを貰うだけですぐに上手くいくことも普通にあります。先生に頼っているわけじゃないんだけど、ひとりよがりにならないためにも常に槍を入れてもらっています。音楽で多少なりともお金をもらっていて生徒さんにも指導している立場だし、常に新しい知識を入れてもらって自分の未熟さを分からせてもらう環境があるっていうのは有難いかなと思っています。

−そう思えるのが素敵ですよね。経営者の方がコーチをつけるのも、自分を客観視したいということが大きい。トップって下の人から厳しいことを言われにくいじゃないですか。コーチをつけると、自分では気づかなかったような思考の偏りや口癖をフィードバックされたり。え!そう見えてるの!?意図してなかった、みたいな気づきが起こるんですよね。気づくことができれば修正できるじゃないですか。それと構造が同じですよね。

そうかもしれないですね。私は自分で調子に乗りやすいと思っていて、やっぱり褒められたら嬉しいし、舞い上がりそうになるときに誰かから客観的に言ってもらえる環境があるっていうのはありがたいなって思っています。