スーペリア代表・曽我 香織インタビューVol.04~新生活をスタートさせるあなたへ~

―もうすぐ4月ですね。別れと出会いの季節、と言われることが多いかと思いますが…4月は曽我さんにとってはどんな月でしょうか

弊社も新年度ですので、スタートダッシュの月ですね。スーペリアが飛躍していくために3月までに人員面を強化したので新体制で4月を迎えます。それぞれメンバーの強みや可能性を見極めたうえで、どんなミッション担ってもらうかを考える時期でしょうか。そして、その結果として弊社のミッションである「見えない労働人口減の解消」を体現していこうと思っています。
やりたいことと得意なことが一致していて、それを仕事にできればとても幸せかもしれませんが、必ずしもそうではないですよね。この人はこれまでの実績を活かしてここで輝ける、もそうですが、話したり新たな仕事をお願いする中で、本人も私も気づいていなかった、「実はこんなところに才能があった!」というキラリと光る何かが見つかる瞬間に魂が騒ぎますね(笑)
元々好きでなくても、やっているうちにコツや奥深さを見つけて、後天的に好きになる仕事もあるかなと思っています。自分で気が付いていなかった才能に出会い、世界が広がり、付き合う人も変わっていく。そして、仕事の幅やクオリティーもどんどん変化していく。それって最高のことだと思いませんか。

 

一度きりの人生で譲れないこと

―曽我さんもご自身の才能に出会ってきましたか

わたし自身が営業という仕事に出会い、気持ちの変化がありました。最初は押し売り営業のようなイメージが勝手にあって、正直やりたくないなと思っていた職種でしたが、今では最高の仕事だと思っています。
一方で、経営者の素質はないかもしれないと思うこともあります。むしろそんなことばかりかな…?でもこれもまた「修行」しながら身に着けていくしかないですよね。必死に限界を超えようとしています。人生一度限りですからね。
メンバーや社会貢献、お客様にとっての価値は譲れないものです。馬鹿正直で愚直がすぎるかなと思うこともありますが(笑)、自分だけがよい思いをしようとは一切思いません。メンバーともお客様とも、中長期的によい関係を築いていきたいですね。信頼が何よりも大切な宝だと思うんです。
日本のGDPをあげたい、働くことにやりがいを感じる人を増やしたいと大学生の頃から思っていて、そのためのコーチングサービスを提供していますが、まだまだ志半ばです。電車に乗っている時にmyPeconの画面を開いている人を目撃して、こっそり横目で見てみたいというのが密かな夢です。そして何より、自分「が」この仕事をやるべきだ、と思える大人を増やしていきたいですね。それが叶っていけば社会も変わっていくと思いませんか?子どもも社会に出ることに希望を持てそうですよね。

 

―働き方改革があちこちで叫ばれていますがどう捉えていますか

働き方はそれぞれでいいと思っていて。ゆったり働きたい人もいれば、わたしのように常に爆速で進んでいきたいと思っている人がいてもいいですよね。とある人事のプロフェッショナルから、自分という利己を生きてはじめて利他に生きることが出来ると聞いたことがあって。きっと自分自身の価値観を見つけていないと、利他だけでは難しい瞬間が出てくると思うんですよ。個人個人の意志も大事だし、社会に対して発揮する価値の視点も大事。そのためには個人も組織もどちらも変革していく必要がありますね。わたしの変わらぬ課題でもあります。

 

自分のための時間を作ることの大切さ

―4月は何かとバタバタする季節かと思います。上手くいかないときの乗り越え方のアドバイスがあれば是非お願いします

コーチングでファウンデーション(自己基盤)というのですが、付き合う人や環境などの変数が多ければ多いほど、自己基盤が揺らぎやすいすよね。仕事が注意散漫になってしまったり、不用意な一言を発してしまったり。そのことにすら気が付いていないことがほとんどだと思うんです。「なんか上手くいかないな…」と感じた時こそ、自分の時間を作って内省するのがいいのかなと思います。日記を書くもよし、散歩するもよし、好きな音楽を聴いたりお気に入りの入浴剤でお風呂に入ることもいいですね。人と話すことで整理される方にはコーチングをおすすめします。コーチングの時間以外は悩みを「お預け」しているベテランユーザーもいますが、これは最高のコンディショニングですよね(笑)。悩んでいる時間も心も勿体ないですから。コーチングでなくても、手段や方法はなんでもいいと思うんです。大事なことは脳内リフレッシュだと思います。インプットよりアウトプットが大事な時期もあるかなと。常に学び続けている方は特に要注意かもしれません。

 

―それぞれの場所で様々な想いをもって4月を迎える方々に何かメッセージはありますか

2024年の4月はもう二度と戻ってきません。当たり前ですけど(笑)、今しかないんです。一日一日を悔いなく生きて欲しいと思います。最近よく思うんです。一人一人が社会を構成しているので、一人一人が後悔のない毎日を過ごすことができる大人が増えれば互いに作用しあって、社会はもっと良くなる、と。わたし自身も一瞬一瞬を大切に生きていこうと常に燃えていますし、輝く人を増やしていくお手伝いが出来ればと思っています。皆さん、ともに頑張りましょう!