【myPeconユーザーインタビュー】ー医療サービス営業 木村直文様

今回は、医療サービス営業としてご活躍されている木村直文さんに、myPeconを2年以上利用されて起きた変化やパフォーマンス・コンディショニングⓇの習慣についてインタビューさせていただきました。
(前回のインタビューはこちら

内省の習慣化で時間とエネルギーを生産的に使う

2年以上前から自分自身のコンディショニングとパフォーマンス向上を目的にmyPeconを利用しています。コーチングは2週間に1回定期的に受けており、それに加えてセルフマネジメントの一環で「内省」を習慣としています。日々の内省と定期的なコーチングを継続していることで実感している変化は、悪いことが起きないと感じるようになったことです。営業の責任者として日々お客様、メンバー、会社の業績にコミットする中で、様々な問題や想定外の事態が起きますが、好ましくない状況に陥った時でも、捉え方や解釈を変えることで自分自身のマインドや状況をプラスの方向に転換することができるようになったと感じています。

 

内省は、1日(毎日)、1週間、1ヶ月の単位で行っています。毎日の内省で行っているのは、感情を書き出すというワークです。職場で起きたこと、課題になっていることへの自分自身の感情だけでなく、お客様や社内メンバーの感情も思いつく限り書き出していきます。もし書き出しきれていない感じがしたら翌日も継続して行います。全て書き出し終えたところで全体の内容を読み返して俯瞰していきます。そうすると、自身を取り巻く状況から少し距離を置いて客観的に眺めることができるようになります。そして、事実として起きている事象と自分の感情を切り離して考えられるようになるのです。営業として好ましくない事象が起きても、それをどう捉えてどう対処していくかは本来自分で選択できるはずです。それが、感情的に反応してしまっていたり、ネガティブに捉えすぎていたりしていたことに内省を通して気づくことができます。また、事象を違う視点で眺めて解釈することができるようにもなります。

 

内省を通して、これまで頭を抱えていた問題をチャンスとして捉えられるようになり、事態を好転させるための思考に時間を使うことができるようになってきました。一言で言えば、感情に左右されなくなるのです。大抵の問題は3日もすれば解決します。ショックを受けたりへこたれたりして停滞する時間が最小限になり、自分の時間とエネルギーを生産的に使うことができるようになった実感を持つことができています。さらに1週間単位、1ヶ月間で振り返ると短い期間でも自身の成長を感じ取ることができ、自己効力感も上がります。

 

未来を頭に焼き付ける

それでも、自力で気づくことのできる世界には限界があり、どうしても盲点は残ってしまいますのでコーチは必要です。
今私が意識して取り組んでいるのは、「未来を焼き付ける」ことです。未来を鮮明かつ具体的にイメージできた方が目標を実現しやすくなりますし、予めリスクを想定できれば回避しやすくなりますよね。自分にとって理想的な未来を実現するために、想定されるリスクや自分の状態・感情をノートに書き留めておき、それを2週間に1回のコーチングセッションで扱っています。コーチに様々な角度から質問されることで、自分だけでは見えていない部分を引き出してもらえますし、解釈や選択肢の可能性が広がっていきます。そして、様々な可能性やリスクを検討したうえで理想的な未来像を描いて焼き付けることができます。

 

コーチングを継続的に受けることで、あらゆる角度から解釈し、予想できるようになる。「ジョハリの窓」における「秘密の窓」が小さくなっていくのです。
以前私は、上司から「軽い」と言われることがありました。準備が十分にできていない、想定しきれていないことに起因する焦りから、多動だったように思います。
内省やコーチングを習慣化したことで、あらゆることが想定できるようになり、準備も伴ったことで焦りがなくなった。自然と声のトーンも低くなり、落ち着いて見えるようになったとも言われます。

 

私にとってコーチングは必須の習慣で、myPeconを全ての人に使ってほしいと思っています。
社会のインフラになってほしいですね。私自身、コーチを付けてから物事を様々な視点から捉えられるようになっただけでなく、視点も上がり、仕事で高い成果を継続的に上げることができています。私の今後の目標は、自分の貢献範囲を拡大していくことです。営業職として、お客様にとって役立つ存在となることで感謝していただけた時が私にとって最上の喜びですが、その貢献範囲を広げていきたい。これが私の目指す次のステージです。その実現に向かって、コーチと一緒に新しい未来を焼きつけることを引き続き楽しみにしています。

 

 

自分もコーチをつけてみる