コーチング入門からさらなる活用まで コーチング関連おすすめの本5選


1.コーチングの基礎を簡単に理解できる入門書

『コーチングの教科書』 伊藤守著 アスペクト 2010/04
コーチングという言葉をはじめて耳にした方、最近コーチングに関心を持ち始めてもっと知りたいと思った方におすすめなのが『コーチングの教科書』です。本書では、コーチングの基本、コーチングの実践、コーチングの応用の3カテゴリーに分けてコーチングを紹介しています。コーチングとは何かにはじまり、具体的なコーチングスキル、コーチングが経営者やマネジメントにどのように活用できるかなどを、コーチングのことを全く知らない方にも理解しやすい言葉で伝えています。また、コーチングを専門的に学んだことのない方が気軽にチャレンジできるコーチングスキルも多数紹介されています。コーチングスキルの専門書を読む前の入門書として使えますし、コーチングについて一通り学んだ後に立ち戻ってくることもできます。プロコーチにも愛読者が多い、手元に置いておきたい一冊です。

2.「質問」の力を高めて相手の話や気づきを引き出したい方にまず読んで欲しい一冊

『質問力』 齋藤孝著 ちくま文庫 2006/03

コーチングでは、クライアントが自分の考えや感じていることを言葉にすることによって気づきが起こっていきます。クライアントの話を引き出すのがコーチの質問です。質問のスキルに関する書籍は数多く出版されていますが、「質問力」は質問の持つ力そのものに改めて気づくことができる一冊です。本書はコーチングの専門書ではありませんが、河合隼雄、黒柳徹子、村上龍、ダニエル・キイスなどの著名人が対談相手に投げかけた質問と、相手から引き出した話が紹介されています。質問の違いによって引き出される話に違いが出てくることを、実例を通じて知ることができ、話し手が新たな自分に気づくことができる「具体的かつ本質的な質問」のレパートリーを増やすこともできます。質問のスキルを身につけて相手の話や気づきを引き出すことだけでなく、質問の意図や目的まで考えさせられます。コーチングを学び始め、質問について深く考えてみたい方におすすめです。