人事の心得~わたしの生き方~Vol.05 今を楽しみながら超え続ける(川上 桃さん)

決してブレない自身の想いがありながら、周囲への尊敬や感謝の気持ちを忘れずに今を最高に楽しんでいる川上さんとの30分。

―本日はお時間いただきありがとうございます。現在、どのようなお仕事をされていますか

今は人事部の教育監理というチームにいます。管理ではなく監理するチームですので、ただただ教育を上から伝えればいいというわけではなく管理監督をしなければいけませんので、弊社代表の石坂と共に現場を知り、課題を解決できるような教育プログラムの策定に奔走しております。グループ会社もここ数年で増えていて、その営業職やカウンセラーさんに向けたメソッドの波及にも力を入れています。

―川上様は現場で営業を担当されてから人事部へ異動されたとお伺いしています。やはり現場を知るということは大事なのでしょうか

現場を知るということは、弊社代表の石坂が一番大事にしていることでもあります。石坂自ら全国を回って社員との面談の機会を設けているんです。弊社にはわたしたちが大事にしているメソッドがあるのですが、そのロールプレイのフィードバックも代表自ら行っています。現場を知らないと何も語ることはできないという考え方を持っている代表ですので、そこは受継ぎながら仕事を進めています。やはり現場との乖離があると、人事部に言ってもわかってくれない…などネガティブな印象も生まれてしまうかと思うんですよね。
ただ、正直なところ、私も人事部に異動する前に営業をしていた頃は、現場に代表が来ると緊張が走ることではありましたね。チェックされているような感覚があったので(笑)。

―結婚相談所の営業職に就かれていた頃はどんなことを意識されていましたか

婚活や恋愛の価値観はそれぞれの方によって異なりますので、結婚相談所を経由することが必ずしも正解であるとは限りませんが、ただ、いろいろなお悩みを聞いていく中で、結果的に弊社であれば絶対に問題解決できるだろうなという自信が持てるようになって、営業ができていた、という感覚でしょうか。その方を知る、抱えている問題や悩みがクリアになっていく。そんな経験がわたしはたまらなく好きでした。

人生を変える面接官との出会い

―IBJに転職する決め手はなんだったのでしょうか

前職ではウエディングプランナーをしていました。当時は、営業から結婚式当日の施行まで全部ひとりで担当していたので休みもあまりなければ、始発から働いて終電を逃してしまう…なんていうことが割と多かったんです。そのような状況が続いていたので、自分自身のキャリアを模索していた時期が一年程ありました。

その過程でIBJと出会った時、面接官の方が一般的な面接ではなくわたし自身に興味をもってくれたのが印象的でした。話を受け止めて共感してくれただけではなく、うちの会社であればこうできるよという提案もあって。その空気感と笑顔に魅了されて、こういう面接をしてくれる人と一緒に働きたい、と思って入社を決めたんです。結果としてその方と人事部で一緒にお仕事させていただくことになり、悩むときには「それで、川上さん自身はどうしたいの」と真っ向から向き合ってくださる姿勢に学びながらも、まだまだわたしには真似できない部分でもあるなと感じているので日々勉強中です。

―人事部でいろいろなご経験をされたかと思います。どんなことが印象深かったでしょうか

全部印象的なのですが…二つあるかなと思っています。

一つ目は「人を成長させることを何よりも優先させる」ということでしょうか。目の前のスタッフが自分では気づけていない能力や、それこそ「ここまでしかできない」と思い込んでいるケースもありますが、こちらが遠慮して表層的なことしか伝えられないと自己レベルの認識に歪みがうまれてしまう・・結果、それ以上の成長に繋がらない。人事部の現部長が社員に責任をもって職務に向き合っている姿を近くで感じられたことも非常に学びが大きかったです。

二つ目はIBJメソッドをグループ会社の皆さんに浸透させていくプロセスですね。厳しいチェック項目がある中で、すぐに実践できることを二つだけ伝えるようにしていました。これまで身につけてきたスキルも生かして欲しいと思っていますが、やはりIBJメソッドに散りばめられているスキルの数々はお客様の成婚をお手伝いするわたし達にとってはなくてはならないものですので、こちらが伝えたことを実践していただいた結果、お客様の反応が変わったという連絡を貰えると嬉しいですね。成功も失敗もしていいと思うんです。大事なことは実践し続けることですよね。何度も体当たりで挑戦していかないと、自分のものになっていかないと思います。

―転職されてからはご自身の時間は取れるようになりましたか

自分時間は整体に行ったり、自宅の周りを散歩したり。家族と話す時間も増えましたね。
部下のためにも元気で健康で楽しく仕事していたいです。体のメンテナンスは今年の目標でもあります。

―座右の銘はなにかありますでしょうか

営業をしていた時に、驚くくらいの高い目標数値を掲げられたことがあったんです。私が当時いた店舗に期待を寄せてもらっていたわけなのですが、そんなことよりも不安が勝って「そんな数字どうやったら…」と内心では思いながら「とにかくみんなでやるしかない」とチームのみんなと突き進んだ結果、一日また一日と着実に目標に近づき、途中から『夢』ではなく『目標』になったんです。それは、全員が高い温度感で、やり遂げたいという想いがあったからこそだと思いました。結果、その目標を達成したのですが…その時の過程や感覚を忘れたくないなと思っていた時に出合ったイチロー選手の「夢は近づいたら目標に変わる」を座右の銘にしています。

それぞれが主人公でありファンであって欲しい

―今の夢は何ですか

わたし自身もまだまだ変わり続けなければ思っていますが、目標としては自分がこの会社の主人公であり、この会社のファンの一人であるという感覚を社員全員に浸透させていきたいと思っています。問題は山積みですが…社員それぞれが「頑張れる」と思っている枠を超えていけるように負荷をかけたり、経験値をあげたりしてもらわないといけないので…キーワードは心を鬼にするでしょうか(笑)。愛情をもって心を鬼にしながら接していきたいと思っています。部下に嫌われちゃうかな。
その他にはママになって復職した同僚が働くギアを入れた時に活躍できる土壌も作っていきたいなと思っています。やりがいや誇りをもって、共に仕事ができるような環境でありたいですね。

―最後に一つお伺いしてもよろしいでしょうか。今、人生楽しいですか

めちゃくちゃに楽しいです。
色々悩んで立ち止まっていた時期があるからこそ、そう思うのかもしれませんが、常に前進している今が一番楽しいです。

 

川上 桃(かわかみ もも)
株式会社IBJ 人事部 教育監理チーム チーム長
2006年から7年間ウエディングプランナーを務め、2013年株式会社IBJ / 結婚相談所の入会営業(婚活アドバイザー)として入社。入社してから7年間、3,000名以上のお客様の恋愛・婚活相談を受け、全社表彰でロールモデル賞や年間最優秀評価賞を受賞し、2021年、育成に携わるため同部署の企画チームへ異動。社内独自の営業メソッドの啓蒙や入会施策の企画~促進を担当し、2023年から人事部教育監理チームへ。
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