コーチングが機能しない場合・注意点


経営者へのコーチングや上司から部下へのコーチング、病院内での患者に対するコーチングなど、現在様々な場面でコーチングが活用されています。しかし、コーチングはいつでも、誰にでも効果がある訳ではありません。適切なタイミング、人にコーチングをしないと、逆効果になることもあります。今回は、コーチングが失敗する場合をご紹介します。

相手に強制したり、自分の理想に相手を誘導したりすることはできない

コーチングはクライアントが自発的に行動し目標達成する支援を行うコミュニケーション手法であることは、「コーチングとは?歴史や目的、活用事例を紹介」でご紹介しました。クライアントに目標があり、行動を起こしたいと思っていることがコーチングを行う前提になります。
クライアントが現状に満足している場合や、目標を達成したいという意志がない場合、コーチングは有効ではありません。コーチングは、自分が相手に希望する姿を強制するための手法ではないのです。コーチングでは、「◯◯しなければいけない」「◯◯すべき」など、クライアント自身の希望によるものでない義務的な目標や、他者の期待を満たすための目標は扱いません。
ただし、クライアントの目標が明確でない場合は、目標を明確化するためのコーチングセッションを行い、目標を明確化させることもできます。また、目標は明確になっているもののやるべきことが多すぎて行動に起こせないときには、優先順位を整理し、必要な行動を洗い出していくセッションを行うことはあります。