リフレッシュして高い成果を上げる
ドイツの人々の休み方


前回、ドイツの「短い労働時間で高い生産性を保つドイツの働き方」についてご紹介しました。日本よりも年間平均約350時間も労働時間の少ないドイツですが、実際にドイツの人々を見ていると、「働くときにはしっかり働いて、休むときには休む」といったメリハリのある生活をしているように感じます。「しっかり休み、しっかり遊ぶから、しっかりと働ける」といってもいいかもしれません。ドイツの人々はどんな休み方をしているのでしょうか。今回はドイツの「休み方」についてご紹介します。

1.買い物や洗濯は土曜日のうちに

まずはドイツの一般的な週末の過ごし方をご紹介します。週末と言っても土曜日と日曜日では過ごし方が全く違います。なぜなら、日曜日はほとんどのお店が閉まってしまうためです。観光地かどうかによっても多少異なりますが、法律により基本的にはパン屋やガソリンスタンドなど以外は日曜日にはお店を開けてはいけないことになっています。フランクフルトの中心部も土曜日はとても賑わっていますが、日曜日は人も少なく閑散としています。
また、休息の時間を静かに過ごすために日曜日に音の出る作業を行うことも法律で禁止されています。住んでいる場所によっては掃除機をかけることや洗濯機を使うことを禁止している場合もあります。道端にある空き瓶を捨てるポストにも日曜日は空き瓶を捨ててはいけないことになっています。
そのため、平日働いている人の多くは土曜日に洗濯や掃除、買い物をまとめて行います。DIYや庭仕事をする人も多くいます。土曜日の夜のスーパーのレジには日曜日と翌週のための食料を買い込む人々の列ができるのが恒例となっています。5月以降は日没が21時すぎと日が長くなることもあり、特に金曜日と土曜日の夜はオープンテラスの席が食事を楽しむ人で賑わっています。