myPeconコーチインタビューVol.018 細川 友紀子コーチ

私がコーチとして大事にしていることは、正直であることです。
担当させていただいているユーザーの多くが人の上に立つポジションにいらっしゃいますので、ポジティブ/ネガティブに関わらず、職場でなかなか得られにくい情報こそ正直にお伝えすることで、ユーザーがより最適な判断をできるようにしたいと考えています。

 

私がユーザーから多く頂くのは、「これまで背負ってきたものがほぐれた感じがします」というお言葉です。多くの方が過去の経験から自分に対するイメージや価値観をお持ちだと思います。ユーザーにとっては当たり前だけれど、他者から見ると新鮮に映ることも沢山ありますよね。そのようなユーザー独自の「前提」に対し率直に問いかけ、新たな視点を投げかける中で可能性を感じていただいています。

 

私はコーチになる前、ベンチャー企業の経営企画として経営陣と共に仕事をしていました。経営陣に率直なフィードバックを求められていたので、取り繕わず常に正直でいることを心がけていました。ですので私自身、共感・傾聴・承認を前提とした所謂「コーチング」的なソフトに寄り添う関わりよりも、お互いが自立していて意見を交わし合える関わりが得意です。
このような背景もあり、コーチとして上位職の方を担当させていただく機会が多いです。
時には鋭い指摘もお伝えしながら対話を重ね、これまで考えてこなかった新たな気づきが生まれる瞬間は私にとっても喜びややりがいになっています。

 

これまでの経験から、それぞれ独自の勝ちパターンをお持ちの方が多いのではないでしょうか。環境や立場が変わり、これまでの勝ちパターンが適用できず上手くいかないことが続いた時に「モヤモヤ」される様子を何度も見てきました。コーチングを受けにいらっしゃるユーザーは、これまでのやり方を見直すタイミングにきている方が多いように思います。
その時にまずは一緒に立ち止まり、どのような環境や変化の中でも成長し続けられるような取り組み方を一緒に見つけ、勝ちパターンの選択肢を増やし続けられるコーチでありたいと考えています。

 

細川 友紀子
(一財)生涯開発財団認定マスターコーチ
国際コーチング連盟アソシエイト認定コーチ
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